夏なのにお腹の調子が悪い。それ、冷えのせいかもしれません
○こんなこと、ありませんか?
- 冷房をかけ始めてから、2〜3日お通じがない日が続くようになった
- 冷たいものばかり食べているせいか、お腹が張った感じがする
- 水分を取らなきゃと冷たいものを飲んだら、お腹を下した
- 下痢と便秘が交互に続いている
- 食欲が落ちてきてから、お通じの出も悪くなった
- 体全体がなんとなく張っている気がする、むくみかな?
- 夏になるとお腹が痛くなることが多い
- 夜中に目が覚めるようになった
「冷たいものを飲んだらお腹を下した」という経験がある方も多いと思います。
これは胃腸が冷えて正常な動きができなくなり、消化しきれないまま排出しようとしているサインです。便秘と下痢が交互に繰り返されるのも、胃腸のリズムが乱れているからです。
さらに、この時期に起きやすい3つの生活習慣が、お腹の不調をさらに悪化させます。
3つの生活習慣
食事量・食事内容の変化
食欲が落ちて3食食べられなくなったり、麺類やさっぱりしたものばかりになると、腸を動かすための食物繊維や栄養が不足します。
腸は食べたものがないと動くきっかけを失ってしまいます。
体を動かす機会が減ること
暑くて外に出なくなると、腸を刺激する体の動きも減ります。
腸は体が動くことで一緒に動く臓器です。
腸が動かないということは、大腸と小腸による、最後の栄養や水分の吸収も進まないということです。排泄につながる動きも弱くなってしまいます。
水分の摂り方の偏り
冷たいものばかりで水分を補おうとすると、胃腸を冷やしすぎてしまいます。
水分は取れていても、腸が動く環境が整っていないんです。
○夏のお腹の不調、まず試してほしい3つのこと
①朝起きたら、常温の水を1杯飲む🫖
朝の胃腸はまだ動き始めていません。冷たいものを入れると胃腸が驚いて縮んでしまいます。
常温の水がゆっくり胃腸に届くことで、腸が「動き始めるよ」というサインを受け取りやすくなります。これだけで、お通じのリズムが少しずつ整ってきます。
夏の間は気温が高いこともありますので常温のお水でも良いですが、できれば季節関係なく白湯をおすすめします!
1杯(100均のマグカップ一杯200mlくらい)を、ゆっくり飲んでください。一気に飲んでしまうと胃腸への刺激が強くなりすぎてしまうので、少しずつ時間をかけて飲むのがポイントです。
②お腹を時計回りに、手のひらでやさしくさする🙌
腸は時計回りに動いています。おへそを中心に、時計回りにやさしくさするだけで、腸の動きを外から助けることができます。
力を入れなくていいです。テレビを見ながら、寝る前に横になりながら、1〜2分やさしくさすってみてください。
お腹が張っている感覚がある時にも、試してみてください。
③1日1回、温かいものを食べる or 飲む🍵
冷たいものが続く夏こそ、1日1回だけ温かいものを意識してみてください。
味噌汁やスープは、粉末・フリーズドライ・インスタントでも十分です。手軽に用意できるものでOKです。
胃腸を温めることで血流が戻り、腸が動きやすくなります。食欲がない日も、温かい汁物だけでも口にできると、腸への刺激になります。
また、食事の際に温かいお茶が飲めると、より胃腸が温まるのでおすすめです。
ただ、ホットコーヒー☕️は今回の「温かいもの」には含まれません。
コーヒーには体を冷やす作用と利尿作用があり、胃腸への刺激と体内の水分減少につながりやすいからです。
温かい飲み物を選ぶなら、お茶や白湯がおすすめです🍵
○お腹の不調は、体からの小さなSOSです
夏のお腹の張りや便秘は、「食べすぎ」や「体質」のせいだけではありません。冷え、水分の摂り方、食事の変化、体を動かす機会の減少。
そのひとつひとつが積み重なって、お腹に出てきているサインです。
お腹の調子が乱れると、気持ちまで重くなりますよね。逆に言えば、お腹の巡りが整うと、体全体が少し軽くなります。
全部いっぺんに変えなくていいです。
今日できそうなことを、ひとつだけ試してみてください。
あなたの体は、この夏の暑さの中でも毎日ちゃんとがんばっています。お腹の声に、少しだけ耳を傾けてあげてください。