こんなことありませんか?

9月に入って、お客様からこんなお話が増えてきました。

  • 胃が重い
  • 朝起きても、お腹がすかない
  • いつもは食べられる昼ごはんが、入らない
  • お腹が張る。おならは多いのに、便が出にくい
  • ときどき吐き気がある
  • 下腹部が痛くなって、便がやわらかくなる
  • まだ暑いので、冷たいものばかり飲んでいる
  • おへその下を触ると、自分の手より冷たい

胃腸が、夏の疲れをまだ抱えている時期なのだと思います。

そんな時にちょうど旬を迎えるのが、梨とぶどうです。
今日は、この2つをお腹にやさしく食べるお話です。

施術をしていて、気づくこと

最近、お客様の体に触れていて感じることがあります。

肋骨の下からおへそのあたりまで、パンパンに張っている方が多いです。
横向きでも仰向けでも、はっきり分かるくらいです。

そして、お腹が全体的に張っている方は、腰のあたりの背中の筋肉も張っていることがよくあります。
拮抗筋、と呼ばれることもあります。
お腹側が硬く縮むと背中側が硬く伸びたまま。逆の動きもします。
姿勢を維持するためには、協力し合って体が働いているためです。
お腹と腰は、表と裏でつながっています。
(腰痛の記事でも、お腹との関係について書きました)

もうひとつは、冷えです。
おへその下や、お尻のあたりが、服とタオルの上から触っても冷たい方がいらっしゃいます。ご本人に自覚があることも、ないこともあります。
顔色も、いつもより白っぽいことがありました。

そういう方にお話を伺うと、食べる時間や量が、いつもと違っていることが多いです。
たまたま仕事が忙しかったり、9月で上期の締め月だったり、連休にてお子さんやご家族との時間を過ごすために予定を調整したり。

もちろん、私は診断はできません。
ただ「いつもと違う」と感じることは、体からのお知らせだと思っています。
施術中や施術後のアドバイスの時間にお伝えさせていただいております。

旬でおいしいオススメ

梨のこと

実は、果物の中でベスト3に入るくらい梨が好きです(残りは桃とパイナップルです)。
高校生や短大生の頃は、自分で皮をむいて、1日に2〜3個をひとりで食べきるくらいでした。

梨は、約90%が水分です。しゃりっとした食感で、食欲がない時にも口に入りやすい果物です。カリウムも含まれています。

ただ、お腹が弱っている時は、ひとつ注意があります。

梨には、ソルビトールという成分が、果物の中でも多く含まれています。
このソルビトールは、たくさんとるとお腹がゆるくなることが知られています。

実際、お腹ゆるゆるで困った時期があったことを書きながら思い出しました。
今思えば、1日に2〜3個食べていた頃の私のお腹は、なかなか大変だったかもしれません。
ごめんね、お腹…笑

お腹が張っている、便がやわらかくなりやすい、という時は、少しずつにしておくのがおすすめです。
本当に。

ぶどうのこと

正直に言うと、ぶどうはそこまで好んで食べる方ではありません。
梨と比べてしまうと、ね!
食べるときは、デラウェアなら皮ごと、巨峰なら皮をむいて、生で食べることが多いです。

ただ、子どもの頃、母がぶどうのジュースや果肉でゼリーを作ってくれたことをよく覚えています。
ケーキ屋さんのぶどうのゼリーも好きです😋✨

ぶどうには、ブドウ糖や果糖が含まれています。
これらは吸収が早く、エネルギーになりやすい糖です。
だるくて、しっかりした食事が入らない時に、少しだけ口にするのには向いています。

ちなみに、ポリフェノールは実よりも皮に多いと言われています。
デラウェアのように皮ごと食べられる品種なら、そのままどうぞ。

お腹にやさしく食べる、3つのこと

①冷蔵庫から出して、少し置いてから食べる

おへその下が冷たい、という方は、冷えたままの果物で、さらにお腹を冷やしてしまうことがあります。
冷蔵庫から出して、少し時間をおく。
キンキンに冷えていない方が、お腹にはやさしいです。
よければ、あたたかい紅茶を一緒にいかがでしょうか。

冷えは、体内の循環も関係してきます。
体内を巡る血液が体をあたためやすいように、温かいものと一緒に食べるのも体に優しくできる方法のひとつです。

冷えとお腹の関係は、7月の記事にも書いています。

②一度にたくさん食べない

梨は特に、です。半分、あるいは数切れで十分です。
「おいしいから、もう1個」の手前でやめておくと、お腹が楽です。

なにごとも、食べ過ぎは体に影響をあたえます。
本当に、何回かに分けたり日付を分けたり、少しずつ召し上がってください。

③食べる時間は、日中に

果物は、朝・昼・おやつの時間など、日中に食べるのがおすすめです。
夜遅くは避けたいところです。このあたりは、夏の果物の記事で詳しく書きました。

しっかりした食事が入らない日の、つなぎとして使うのもいいと思います。
ぶどうを数粒、梨を数切れ。
何も食べないよりは、ずっといいです。

胃が重い時の食事全体の考え方は、お盆明けの記事にもまとめています。

なお、血糖値の管理が必要な方や通院中の方は、食べる量について、かかりつけのお医者さんの指示を優先してください。

こんな時は、受診を考えてください

  • 吐き気が続く、または吐いてしまう
  • お腹の痛みが強い、だんだん強くなる
  • 便に血が混じる、便が黒い
  • 熱がある
  • 何日たっても、食欲がまったく戻らない
  • 体重が急に減った

お腹の張りや食欲のなさは、疲れや季節だけが原因とは限りません。
気になる時は、内科や消化器内科で相談してみてください。

旬の果物を、少しずつ

胃腸が疲れている時期に、ちょうど水分の多い梨と、エネルギーになりやすいぶどうが旬を迎える。
季節はうまくできているな🤔、と思います。

完璧に食べようとしなくて大丈夫です。
今日は、冷蔵庫の梨を数切れ、少し時間をかけて食べてみてください。

あなたの体は、夏からずっと、毎日がんばっています。
無理なくできることから、少しずつ。